なぜCDI なのか?

創薬

創薬の新たなパラダイム

新薬の発見と開発は莫大な時間と費用がかかり、失敗する確率も高いものです。現状では、新薬の開発には平均で10年を超える時間と 13億ドル超の直接的な費用 を要し、しかもその費用は年々増大しています。製薬業界からも、こうした負担の増加には耐えられない、という声が多く聞かれます。質の高い医療の提供には、創薬に新たなアプローチを導入する必要があります。

新薬をより迅速、安全、低コストで提供

Drug Discovery CDI の iCell ® 製品と MyCell ® 製品は、医薬品開発パイプラインにおける各段階の改善・短縮に重要な役割を担うようになりました。医薬品開発プロセスの初期段階では、人体を摸して設計されたモデルシステムを使用することがあります。こうしたモデルは、科学者が特定の疾患の病態を理解し、最適な候補薬をスクリーニングする上で役に立ちます。しかし、多くの疾患では安定性が高く入手し易いモデルがないため、新薬発見が困難な状況です。 CDI の人工多能性幹細胞(iPS 細胞)由来細胞は量産可能で、しかも生物学的に関連性の高い疾患モデル化できることから、アルツハイマー病や 糖尿病心臓肥大 といった多くの疾患の新薬見極めに役立つ、優れたモデルシステムとして活用されています。

新薬開発の失敗を低減

数多くの有望な候補薬が毒性の問題によって発売に至っていません。そのため、毒性の可能性を評価するより優れたツールが必要となっています。創薬プロセスの初期段階での毒性予測技術について積極的に調査している米国食品医薬品局(FDA)は、CDI のiPS 細胞プラットフォームをその主要候補技術としています。2015年までに、当社の iCell 心筋細胞は薬剤性心不整脈を予測する標準アッセイとして提案されました。iCell 肝細胞は肝臓障害の早期発見の指標として有望視されています。また、iCell 神経細胞も神経毒性研究のためのモデルシステムとして利用されています。

CDI のiPS 細胞由来創薬支援ツール開発を支える技術について、より詳しく知りたい方は こちらへ